トップページ >> 敬和清寂 >> 2011年09月

告知です。10月2日平野神社 紫式部献茶

毎年10月の初めの日曜日に、桜の名所の平野神社に於いて

献茶の奉仕をしております。


ちょうど、紫式部も見頃ですので是非近くにお越しになる際、立ち寄りください。

というのも、先着50名様ぐらいですが、献茶の後に立礼の席を設けおります。

誰でも気楽に入れる御席ですのでぜひお越しください。



時 10月2日  10:30~  午前中にほぼ終了
於 平野神社


よろしくお願いします。
 

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更新:2011年09月30日

9月11日 御香宮茶会

秋らしくなりましたね。

家元でのお稽古中、

金木犀の香りがどこからかしてきて、心地よい秋の風情が感じられます。

そんな気候になったのはここ最近の話です。

その日、9月11日は季節で言いますと秋ですが、まだまだ残暑の夏。

蝉しぐれの中の茶会でした。


しっかりと自然の厳しさを感じられた1日でした。

暑い中お越しいただきました皆様、誠にありがとうございました。


茶会としては、次の日が9月12日で中秋の名月だったので

月にちなんだ道具の取り合わせ。

そこに兎さんをチラホラと登場。

皆様においしく一服を飲茶していただけたでしょうか?


<待合の軸>先代宗匠の月の画賛

三五夜中新月色
二千里外故人心


白居易の詩。

白居易の親友である元槇が左遷され、その親友を思い十五夜の月を眺め思い出している。

            ※簡単な説明です。詳しくは私まで。



私自身も翌日のきれいな十五月を眺め、今回の茶会にお越しくださった皆様を思い出しておりました。

月の光というものは不思議な光ですね。

ずっと見ていても飽きないもので、ずっと見れるものですね。

お酒もすすみましたが・・・笑
ぜいたくな一時を過ごせました。





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更新:2011年09月30日

9月4日 岡山支部研修会

前日は広島不動院にてお稽古が始まり、準備等の関係で車にて行くことになりました。

その日は、台風の日でちょうど岡山の真上を通過するような日でした。

土曜日の広島に向かう頃は、台風は室戸岬付近。

台風を横目で岡山を通過致しました。

不思議なもので西側は、雨も降られず風も穏やかな一日でした。


次の日も早いのでその日に岡山にと思い向かいましたが、高速が不通。


当日に難なく岡山国清寺へ着きましたが、家元からの便がおくれ昼前からの研修会となりました。

この度は速水流独特の大茶碗の点前を研修。

しっかりと研修できたでしょうか?

基本は暑中の点前とされておりますので、1年後の披露となりますがしっかりと覚えていてください。

これから毎週のように研修会がありますので、
それに向け体を大事に休めたいとおもっております。

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更新:2011年09月14日

8月20日 大峰山修行

残暑の候。

朝晩はだんだん過ごしやすい季節になりました。

茶道界は季節が良くなれば行事が増えて忙しくなります。

私自身も11月終わりまでは土日は予定いっぱい。

夏はその準備期間ということで時間には少し余裕あるはずなのですが、

この夏は、稽古場の事で色々と(広島でのお稽古場の移動など)やっているとあっという間に過ぎてしまいました。

また広島の件は後ほど。


アップが遅くなり本当にいつもいつもごめんなさい。

8月20日の話なのですが、

大峰山修行に行ってきました。

大峰山修行とは最近ではテレビとかでも放映されご存知の方も多いと思いますが、

「覗き」といわれる行や、「鐘掛け岩」といわれる行など色々あります。

いずれも先達の言うとおりに修行を行うのですが、言う事を聞かなければ残念ながらの結果になるような行ばかりです。

私が言う事でもないですが、
行は己の集中力を高め、自然の教え、先達の教えをいただき、
自身の存在・生き方を得るものであると思います。
それを感じて毎年山に伏しております。

修行の山なので登山の山とはまた雰囲気も違います。
簡単な気持ちではお勧め致しませんが、是非山に伏す気持ちで山に行かれては如何でしょうか。








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更新:2011年09月01日

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プロフィール
速水宗燕
速水宗燕
1983年、生を受ける。
六歳より北野天満宮において初点前。以降、家元茶事・茶会に参加。
05年、仏教大学文学部中国語中国文学科卒業。
大学在学中より聖護院献茶式などの半東を務める。
卒業後、茶道速水流に執事補として専従。
教授として稽古場を持ち初心者の稽古を始める。
06年10月〜07年2月まで、近江八幡資料館において、近江八幡市文化振興課の依頼により文化講座の非常勤講師として講義を務める。
07年10月、笠岡の威徳寺の代官茶会において席主を務める。
08年9月、相愛大学にて日本文化論の非常勤講師就任。
08年10月、聖護院門跡にて若宗匠襲名披露。
09年3月、東京南青山の東三李にて稽古場開設。 以降、大阪府八尾の恵光寺、滋賀県中主の錦織寺、東京虎ノ門 寿泉堂、広島不動院にても稽古場を開設。
19年3月、速水流八代目として家元を代襲する。 現在に至る。
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