トップページ >> 敬和清寂の心 >> 2011年11月04日

11月4日 茶会。口切の趣で。



今日は、京都伝統フォーラムという法人の会で色々とお世話になっている方を招いての茶会でした。

天気もよく穏やかな日でした。

初めての方に茶道の楽しみを教えるような茶会を開いていると、自分のためにすごく勉強になります。

初心に帰り、茶の本源を話し、わが身を振り返り反省するパターンがほとんどですけれども・・・。

この私の稚拙な説明ですが、少しでも理解意していただき、
伝統文化に携わる人が多くなればと心より願っております。

これからも遠回りしてでもコツコツ精進していきます。


またこの度はさらに茶縁というものが広がりました。

どんな茶味でしたでしょうか?

またふとした時に思い出してくださいね。

遠いところわざわざ有難うございました。



それにしても蚊がまだいます。

暖かいからか。もう11月ですのにね。

話してるときに一発おでこに刺されました(笑)


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更新:2011年11月04日

11月の茶道。



茶家では一般的に正月に当たる月です。

これは今年の5月に摘んだお茶を茶壺に保存しひと夏を越し、

この月からお茶を飲み始めるからです。

ですのでそのため客に茶を持て成すために、障子の張り替え、畳を替えたり、
垣根を青竹にする、炉壇を塗りなおすなどします。



青畳の香り、炉壇の綺麗さ、障子の新しさといい、茶家の新年の趣を感じられます。

そこで茶壺の口を切り今年の新茶が振舞われる茶事、これを「口切茶事」といいます。

一般的には知られていないですが、茶家には本当に大事な季節といえるでしょう。

「今年の新茶は如何なお味かな。」と昔の人はわくわくしておられたのだと思いますが、

最近は便利になりいつでも新茶が飲めるようになりました。

いつでも飲めるというのも良いようで有難味のない話ですね。

しかしそのわくわくした古人の心を忘れなように茶に向き合いたいと思っております。


さて季節も良くなってきまして風炉から炉に変わります。

年新、心もリフレッシュし、しっかり1年茶道と向き合っていきましょう。

まずほっと一息。抹茶一服如何ですか?


お軸は
4代目宗汲宗匠のお軸です。
「茶茗宜久服有令人志悦之功」

茶茗宜しく久しく服す宜し。人の志を悦ば令むる之功有らん。

意味は、
お茶(新茶~遅茶)は長い事飲む事がよい。
人の志(信念)にいい結果をもたらすだろう。


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更新:2011年11月04日

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プロフィール
速水宗広
速水宗広
1983年、生を受ける。
六歳より北野天満宮において初点前。以降、家元茶事・茶会に参加。
05年、仏教大学文学部中国語中国文学科卒業。
大学在学中より聖護院献茶式などの半東を務める。
卒業後、茶道速水流に執事補として専従。
教授として稽古場を持ち初心者の稽古を始める。
06年10月〜07年2月まで、近江八幡資料館において、近江八幡市文化振興課の依頼により文化講座の非常勤講師として講義を務める。
07年10月、笠岡の威徳寺の代官茶会において席主を務める。
08年9月、相愛大学にて日本文化論の非常勤講師就任。
08年10月、聖護院門跡にて若宗匠襲名披露。
09年3月、東京南青山の東三李にて稽古場開設。 以降、大阪府八尾の恵光寺、滋賀県中主の錦織寺、東京虎ノ門 寿泉堂、広島不動院にても稽古場を開設。
現在に至る。
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