ブログを読み返していると
11月は本当に茶事が多く、
今週だけでも4回あります。
これまでの中で初めてかもしれません。
茶事は色々な準備があり大変な印象を受けると思いますが、
実はかえってその後に用事が無ければ、
茶事当日はそこまで大変ではございません。
17時くらいにはおちつくので、
その後ゆっくりリラックス出来るのです。
お客をお持て成しするのため緊張し、その後のリラックス。
そのON・OFFがしっかりできとても気持ちのうえでも充実します。
最近正座しすぎて膝が痛いですが、、、汗
今回も私の門弟を招いての茶事。
天気も良く、ピリッとくる寒さ。
寒さに紅葉も色づいてきました。
今回も前回の茶事同様に何もかも初心というわけでしたが、
しっかりとした客ぶりでした。
お疲れ様でした。
皆様とても茶道に熱心な方ばかりで
私自身がお尻を叩かれているような状態です。
「膝が痛い。」とか言ってられません。。。
そのような状態ですが、出す物を出しきる覚悟で頑張って参りますので
皆様宜しくお願いいたします。
(気ままに独り言)
お持て成しに作法(型)があります。
それは、古人が何回も繰り返して繰り返して
円滑に美しくその場が流れるためのものです。
無駄な動きなど全くないほど洗練されたものです。
その作法を熟得する事がまず1つ。
しかしそれでは終わりではありません。
お持て成しは人と人のぶつかり合い
また物との共存、自然との共存することにより
その空間が形成されるのです。
実はお持て成しには答え(形)はありません。
今まで積み重ねてきた古人の知恵・作法を学び、
その場に応じて色々な機転を利かす事が大切となってきます。
ここで放置すれば道に迷うでしょう。
まず入り口としてはお作法を学ぶと同時に、
人、物、自然に「敬う」気持ちを持つ事が
大切なのではないでしょうか?
それにより人・物・自然の本質を知ることができるのです。
そして調和できるのです。
夜遅くなりましたので、
この辺でやめときます。
詳しくは、お茶を飲みに来て感じて下さい。
美味しくお茶一服どうぞ。
薄茶席にて