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11月亥の日 口切茶事

口切茶事は流儀によって違いますが
11月のはじめの亥の日にいたします。

なぜかというと炉に初めて火を入れるという事で、
火の難に遭わないために亥の日に行います。

干支の亥というのは陰の中でももっとも陰である事、
また言い伝えですが
焼け野のなかで菅原道真公の命を落としかねないときに、
猪に道を開いてもらって助かるという故事など

という理由から亥の日に茶事を行います。

今般では炬燵の電源をいれるのをこの日にする方がいるそうです。


炉に火を入れると同時に
今年の5月に茶摘みをしたものをつめた茶壺の口を開け
新茶を味わいます。

茶人の新年。
正しく「あけましておめでとうございます。」です。

今年の口切茶事では1年の始まりという事もあり、

茶事の主の濃茶はもちろんお家元によるお点前。


その前に炭を入れる作法があるのですが、
光栄にも私は家元の代わりに炭点前を任されました。



茶人にとって点茶することには火というのはすごく重要ですので、
それを任されるというのは本当に光栄です。



ちなみにわたしの今までやっていた薄茶点前は妻がやりました。



逆勝手の点前ですので苦労するかと思えば難無く。


これからも
色々経験をしてまたより一層成長していきたいと思います。

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更新:2011年11月07日

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プロフィール
速水宗広
速水宗広
1983年、生を受ける。
六歳より北野天満宮において初点前。以降、家元茶事・茶会に参加。
05年、仏教大学文学部中国語中国文学科卒業。
大学在学中より聖護院献茶式などの半東を務める。
卒業後、茶道速水流に執事補として専従。
教授として稽古場を持ち初心者の稽古を始める。
06年10月〜07年2月まで、近江八幡資料館において、近江八幡市文化振興課の依頼により文化講座の非常勤講師として講義を務める。
07年10月、笠岡の威徳寺の代官茶会において席主を務める。
08年9月、相愛大学にて日本文化論の非常勤講師就任。
08年10月、聖護院門跡にて若宗匠襲名披露。
09年3月、東京南青山の東三李にて稽古場開設。 以降、大阪府八尾の恵光寺、滋賀県中主の錦織寺、東京虎ノ門 寿泉堂、広島不動院にても稽古場を開設。
現在に至る。
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