今回は私の東京稽古場の弟子を招いての茶事でした。
参加者が全員で15名ぐらいですので一回でまとめてできるのですが、
今回はあえて13日・20日・23日5名ずつに分け茶事を行います。
なぜかというとあまり人数が多いとお持て成しをする亭主が客の事を把握できないからです。
これは個人個人をお茶を持て成す上では大切なことで
茶道の真髄だといっても過言ではないとおもいます。
これからもこういう気持ち大切に持って速水流を伝えていきたいと思います。
という事で、3日間の1日目がこの度13日にありました。
皆様初めての経験でしたので、
慣れない着物に疲れたとかの方が勝ってるかと思いますが如何だったでしょうか?
私自身茶事を経験してくださった事はすごく嬉しくおもいます。
茶道の稽古というものは、ただ単に点茶の稽古ができるだけでなく(といっても点茶の稽古も大切ですが)
色々な日本人が成し得てきたお茶を美味しくいただいてもらうための空間創り、
言いかえるとストーリががあり、非常に奥深いものです。
そういう事を体験してくださり感激です。これからもしっかり精進されますように。
これからがすごく楽しみです。
しっかり導けるように私も頑張っていきます。
私は炭点前。
そして
茶事には色々な流れがあったり懐石料理の食べ方とかありますので
そういうところも同席してレクチャーさせていただきました。
今日は懐石料理の強肴といわれる料理の写真です。
綺麗な盛り付けです。
「秋の吹寄せ」といわれる盛り付けです。
丸十イチョウ←サツマイモ
海老芋揚
しめじ
銀杏
針柚子
もう紅葉の季節ですね。
楽しみです。