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五個荘の散策

その日は、夕方から近江八幡での稽古日。

その前に八幡の隣町にあたる五個荘の町を散策いたしました。

八幡商人と速水流との関係は御承知の通り、もしや五個荘の商人との関係もあるかもしれません。

関係まではわかりませんでしたが、、


案内くださった八幡の方と教林坊の方とも非常に博識ある方で色々な勉強ができ、本当に充実した1日でした。


感想としては、

五個荘商人は近江八幡商人の質素倹約と違いすごく豪華な感じを受けました。

赤松の太い一本柱に衝撃をうけ、また勝元宗益(鈍穴)の庭を堪能。

希少な(貴船石)
↓↓↓

石にも色々な姿があり種類があり、
そのあたりに転がっている幸せを見つけるようにといわれているようでした。

石は一見ただの石ころに過ぎませんが、
自然の力によってできた石、それを作為的に魅せられた石と考えると、
石というものをより深く理解したいと感じました。

速水流の4代目宗汲宗匠も幼少期より石に魅力を感じ、大正年間に光悦寺をはじめ名茶庭をいくつも作庭されております。
それに少しでも近づけるよう精進してまいります。

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更新:2011年07月16日

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プロフィール
速水宗燕
速水宗燕
1983年、生を受ける。
六歳より北野天満宮において初点前。以降、家元茶事・茶会に参加。
05年、仏教大学文学部中国語中国文学科卒業。
大学在学中より聖護院献茶式などの半東を務める。
卒業後、茶道速水流に執事補として専従。
教授として稽古場を持ち初心者の稽古を始める。
06年10月〜07年2月まで、近江八幡資料館において、近江八幡市文化振興課の依頼により文化講座の非常勤講師として講義を務める。
07年10月、笠岡の威徳寺の代官茶会において席主を務める。
08年9月、相愛大学にて日本文化論の非常勤講師就任。
08年10月、聖護院門跡にて若宗匠襲名披露。
09年3月、東京南青山の東三李にて稽古場開設。 以降、大阪府八尾の恵光寺、滋賀県中主の錦織寺、東京虎ノ門 寿泉堂、広島不動院にても稽古場を開設。
19年3月、速水流八代目として家元を代襲する。 現在に至る。
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